もしかしたら、あなたはこんな風に思っていませんか?
「フランチャイズ清掃業の日常清掃がおススメなのはわかったけど、まだいまいちイメージできないんだよね…
そんなあなたのために、日常清掃についてさらに深掘りしてみたいと思います。
具体的にイメージしやすいように、ぼくがどこでどんな仕事をしているか、ある一日のタイムスケジュールを大公開!ということで、起床から帰宅までできるだけ細かく描写してみたいと思います。
>>ある一日の清掃タイムスケジュール
AM4:00起床
朝早いので、前日に用意しておいたプロテインドリンクと野菜ジュースだけ飲む。顔を洗って着替えて、前日カミさんに用意してもらったおにぎりとお茶を持って、徒歩2分の駐車場で車に乗ってGo!この時点で、AM4:20(早くない?)
AM4:25~5:10
本日1件目は水処理関係のコンサル会社。コンサルといっても木造2階建て(1階は駐車場)の昭和の雰囲気ただよう古びた事務所。
仕事内容は、床は全体的にドライモップ+掃除機がけ、各デスク横にある10個のゴミ箱のゴミ回収とゴミ出し、社長室の机といすの清拭、トイレ・洗面台・ミニキッチンの洗浄・清拭、やかんで沸騰させた熱湯を保温ポットに注ぐ、トイレ・洗面台・キッチンのタオル交換、階段の掃き清掃。
AM5:20~5:25
マンションのゴミ出し。ゴミ庫からゴミ集積所へゴミを運び出す仕事。ここはその距離わずか5mくらいで分別も問題ないのでめちゃラク。
AM5:35~5:40
同じくマンションのゴミ出し。ここは移動距離2mくらいなのでさらにめちゃラク。
AM5:45~5:55
同じくマンションのゴミ出し。ここは移動距離10mくらい。一部民泊にしていて、満室の時は可燃ゴミがメガ盛りになってる。
メガ盛りというのは、ぼくの感覚では45Lゴミ袋x30個前後。しかも外国人はきちんと分別していないケースが多々あるので、そういう時はさらに大変です。が、ふだんは15個くらいなのでふつうレベルです。
AM6:00~6:15
小さなビルの6Fの男女トイレ洗浄のみという珍しい物件。これはぼくの担当物件の中で最ラクな神物件です。清掃時間わずか15分で1時間分の報酬がもらえるという…最高です!(笑)
AM6:20~7:00
6階建てマンションの共用部清掃という典型的な日常清掃。ごみ出しがあるので先に終わらせます。移動距離は10mくらいで可燃ゴミは45Lゴミ袋x15個くらいなのでふつうレベルです。
清掃箇所は、外周掃きそうじ、エントランスガラスドア・メールボックス清拭、エントランス~通路~階段床清掃、EV清掃、消化器・インターホン・照明ダスティング(ほこり払い)、植栽のゴミ拾い・雑草の除草、駐輪・駐車場の拾い掃き、といった感じです。

AM7:10~7:40
3階建て15室の小規模マンションの共用部清掃。ここもごみ出しがあるので、先に終わらせます。
ここの難点はゴミ庫からゴミ集積所までの移動距離が約50mとやや長い点です。なので、物件紹介されて初めて現場確認した時は、断ろうかと思いました。が、台車(静音タイプ)とプラコンテナを4個用意して、4段積みでゴミを運搬すれば省力化できる、と判断し引き受けました。
デメリットもありますが、屋内清掃が短時間で終わりそう、というメリットが大きかったからです。
ちなみに、ここは全15室しかないのに可燃ゴミが毎回15~20個くらいあって、しかも乳幼児をお持ちの家族が多いため、オムツがパンパンに入った重たいゴミが多い。もしこれを毎回手作業で運んでいたら…心が折れます。
それからここは、植栽が横長で計80mくらいあります。これを毎回手作業で水やりしていたら、そこそこ時間がかかります。そこでぼくは、ホースを用意して30㎝間隔で穴をあけて植栽の根元にはわせました。手作りスプリンクラーです(笑)
水やりは普段は週1くらいしかやりませんが、猛暑の時期だと3日に1回くらいやります。そんな時は、現場についたらすかさず植栽の蛇口をひねって水を出しっぱなしにして、その間、共用部の清掃を終わらせます。
ただ一度、水を止めるのを忘れて次の現場へ移動して、途中で気が付いて急遽戻って水を止める、というミスをやらかしたので、『放水中!蛇口のしめ忘れ注意!』というプレートを作って、水やりする時は必ずこれを運転席に置いておくようにしました。それ以来、しめ忘れは一度もありません。
こうした工夫・改善することで省力化や時短・ミス防止につながる場面というのはけっこうあります。
日常清掃は、「いかに短時間でラクして多くの物件をこなせるかが勝負」みたいなところがあって、同じ売上でも人によって仕事の終了時間にバラツキがあるのは、普段どれだけ工夫・改善を意識しながら清掃に向きあっているか?によります。それによって売上も大きく変わってきます。もっとも、案件を紹介された時の目利き力もひとつの要因ですが…

話しがそれましたが…
この物件の特徴は、通路・階段がクローズドタイプで2・3階の床材がカーペットになっている点です。
そのためゴミは小さな糸くずのようなものしかないので、ふだんは粘着テープのコロコロで清掃し、2週に1回だけ掃除機掛けしています。通路の長さは5m程度なのですぐ終わります。あとはエレベーター清掃・エントランスガラスドア・メールボックス・インターホン・消火器・平行面の清拭、駐輪場・外周の拾い掃き、といったところです。
AM7:50~8:30
5階建てEVなし1フロア3室の古いマンションです。ここはゴミ出しなしで共用部清掃のみ。各階の通路は5mくらいしかないので、エレベーターがないのは少々しんどいですが、清掃自体はやることが少なくラクです。
通路・階段の拾い掃き(月1回モップ水拭き)、インターホン・消火器・平行面の清拭・照明のほこり払い・外周の拾い掃きくらいです。
ただ夏季は照明にクモの巣がよく見受けられるので、シーズンに入ったらクモ駆除剤を散布しておきます。これで3ヶ月くらいは効果があります。
AM8:40~10:20
8階建てビルの共用部清掃です。各フロアは同じ作りで、男性トイレ(大・小便器、洗面台)、女性トイレ(大便器・洗面台)、ミニキッチン、通路の清掃です。
このビルのテナントは、税理士事務所や会計事務所が多いせいかとてもきれいに使ってくれるので、清掃時間も短時間で終わって助かります。
1階はエントランスホールだけなので、トイレ+ミニキッチンの清掃は2~8階の7フロアです。エントランスホールとアプローチはモップ水拭き、あとはエレベーター清掃、外周の拾い掃きです。立地的に、秋は落ち葉が大量に吹き込んでくるので、その時は少々余計に時間がかかってしまいます。
ちなみにこのビルは、各階のテナント社員が出社してセキュリティー解除しないとエレベーターがその階に停止しない、というシステムになっております。
テナントはすべて土・日・祝日休業のため、祝日はぼくの清掃もこのビルに関しては休業、という数少ないありがたい物件です。
※このあとの移動中に、持参した朝食用のおにぎりを食べます。前日の夕食(18時前後)以降、つぎの食事までなにも食べずに16時間空けると免疫力が高まると聞いて実践しています(笑)
AM10:35~11:05
これも5階建てビル共用部清掃です。内容は通路・階段の掃除機掛け+フロアモップ清掃がメインで、あとはエレベーター清掃・エントランスガラスドア・メールボックス・インターホン・消火器・平行面の清拭・外周の拾い掃きです。
ビルといってもワンフロア2室のみで通路も3mくらいしかないのですぐ終わります。
AM11:15~11:40
3階建てマンションの共用部清掃です。1階はレンタル倉庫で清掃対象外なので、2~3階の通路・階段の清掃がメインです。床はエンボス加工で掃除機掛けのみです。
目立ったゴミはほとんどなく、ワンフロア4室で通路は6mくらいなので、ここもすぐ終わります。あとはエントランスガラスドア・メールボックス・インターホン・消火器・平行面の清拭、エントランス照明のクモの巣清掃、外周・駐輪場の拾い掃きです。
AM11:50~12:20 2階建てアパートの共用部清掃で、ゴミ出しなしです。ここは月1回のみの清掃なので、毎回、通路・階段の床をしっかりモップ水拭きします。
といっても通路は約8mx2フロアのみなので、すぐ終わります。あとはお決まりの、エントランスガラスドア・メールボックス・インターホン・消火器・平行面の清拭、照明のほこり払い、外周・駐輪場の拾い掃きです。
>>帰宅後
PM12:30~14:00
帰宅→シャワー→昼食・休憩
PM14:00~15:00
清掃報告書作成・送付。
清掃報告書は、FC本部が用意してくれたスマホアプリを使って、現場でビフォー・アフターの写真を撮影。帰宅後、コメントを付けてお客さんにメール添付で送付して完了。

その他、照明の管球切れなどがあれば、その報告と見積書作成・提出。また、同じくFC本部が用意してくれた顧客管理システムにPCで入り、今日完了したお客さんにチェックを入れて締め処理をして完了。これは1~2分で終わります。
以上で、1日の業務は終了です。
どうですか?簡単そうでしょ?(笑)
>>まとめ
スタート直後の慣れない時期は、道をまちがえたり、忘れものをしたり、アタフタしてもっと時間がかかるし、身も心もクタクタになります。実際、ぼくもそうでした。
が、よほど不器用でどんくさい人でなければ、だんだん慣れてきて仕事も早くなります。といってもぼくはいまだに、現場に忘れ物をして取りに戻る、ということが2ヶ月に1回くらいのペースであります(笑)
道順も、毎週くり返し同じ物件を訪問して清掃するので、いずれナビを見なくても行けるようになります。この点は、毎回さまざまな住所をナビを使って探しながら届けに行かなくてはならない、配達系の仕事と大きく異なる点です。
しかも、さきほどのタイムスケジュールを見てもらえばわかるように、移動時間が非常に少ないです。これはぼくも最初からそうだったわけではなく、やはり慣れです。
慣れてくると、もっと早く行ける抜け道はないか?と改善を繰り返すようになり、その結果、より少ない移動時間で到着できるようになります。そもそも狭いエリアに物件を集中させている、というのもありますが…

