ハウスクリーニングvs日常清掃|選ぶならどっち?

ハウスクリーニングと日常清掃の仕事内容を比較する清掃スタッフ 仕事内容・働き方

「ハウスクリーニングと日常清掃って何がちがうの?」「そもそも日常清掃ってなに?」そんな疑問をお持ちの方もいるかもしれません。そこでここでは、ハウスクリーニングと日常清掃のちがいについて解説したいと思います。

>>ハウスクリーニング 
別名、原状復帰・原状回復といったりもします。フランチャイズの広告を目にする機会も多いので、わりと広く認知されているのではないでしょうか?これは主に退去後のマンションやアパートの居室内全体をクリーニングする仕事です。具体的には、エントランス・床・壁面・洗面所・浴室・トイレ・キッチン・窓・エアコン・換気扇・バルコニー、といったところです。

基本的には2~3人でやるケースが多いですがその分人件費がかかるので、個人事業主の人は自分だけでやっている人も少なくないと思います。1人でやろうと思うと、1件だけでも半日~1日がかりになる場合もあります。

ハウスクリーニングで室内全体を清掃するスタッフ

>>日 常 清 掃 
ひとくちに日常清掃といってもその範囲は広く、もっとも多いのがアパート・マンションの共用部の美観維持のための清掃です。中にはゴミ出しも含まれるケースがあります。次に多いのが、ビルの共用部や会社事務所内の清掃です。清掃範囲はケースバイケースですが、よくあるのはゴミの回収・ゴミ出し、床・トイレ・洗面所・給湯室・会議室の机上清掃といったところです。

その他にも、さまざまな施設があります。ぼくの知っているだけでも、たとえば印刷工場、タクシー会社、運送会社、歯科・眼科・整形外科・内科クリニック、整骨院、鍼灸院、中学・高校・専門学校、保育園、スポーツジム、老健施設(老人ホーム)などがあります。清掃内容は大体どこも似たりよったりですが…

ぼくらの仕事のメインは、後者の日常清掃になります。一時ぼくが所属するFC本部でも「ハウスクリーニングもやりたいって人どのくらいいる?」と呼びかけて、試しにやっていた時期もありましたが、いまどうなっているか知りません。たぶん自然消滅したのではないでしょうか?ぼくも誘われましたがキッパリ断りました。ぼくは学生時代にアルバイトでどちらも経験済みで、ハウスクリーニングがいかに大変で時間がかかるか、逆に日常清掃がいかにラクで簡単か知っていたからです。

ハウスクリーニングの最大のネックは、ひとことでいえば仕事が単発の点です。ぼくがバイトしていた清掃会社は、賃貸物件を多く建設していた中堅の建設会社の子会社だったので、それほど営業しなくても物件数が多いので、なんだかんだと絶え間なく仕事がありました。

しかし個人でやろうと思えば、単発なので常に次の仕事を追い求めなければなりません。競争も激しいので、汚れがひどく時間がかかりそうな物件でも安請け合いに走り、朝から晩まで仕事しているのに大して稼げない、という泥沼にはまりかねません。

フランチャイズに加盟しても、日常清掃のFCのような『売上保証』は今のところないはずなので、結局は単発仕事であることに変わりありません。FCであればFC本部が管理会社と提携したり、広告宣伝して集客に注力するのでまだマシですが、仕事が引っ越しシーズンに集中したり波があるので売上が不安定になりがちです。

それに比べて日常清掃は、基本的には1年以上の長期契約(自動更新)なので、一度契約すればサブスク的に毎月定期収入が得られます。たとえば現在の売上が月30万円の場合、翌月5万円の物件2件獲得できれば、30万円+10万円=40万円といったように雪だるま式に増えていきます。最悪、新規物件が1件も獲得できなかったとしても、売上月30万円は変わりません。

単発清掃と継続契約の日常清掃を比較する清掃スタッフ

翌月の売上に頭を悩ませることがないので、精神的なプレッシャーやストレスもなく安心して仕事に専念できます。この差はとんでもなく大きい。

ハウスクリーニングのFCを選択した人から文句をいわれることを承知でいわせてもらうと、「もういちど独立前のふり出しに戻れるなら、ハウスクリーニングと日常清掃どちらを選びますか?」と質問したら、きっとほとんどの人が日常清掃を選ぶはずです。もちろんぼくも、やはり日常清掃一択です。

あなたはきっとこう思ったのではないですか?「じゃあ、なんでみんな最初から日常清掃のフランチャイズに加盟しないの?」と。それは、日常清掃のフランチャイズでは一般的な、『売上保証』の金額が高いからです。

「売上保証?なにそれ?」そんなあなたのために解説しますと…
まずFCへの加盟が決定すると、FC本部の担当者からこう質問されます。
「で、どのくらい稼ぎたいの?あ、稼げるだけ稼ぎたい!っていうのは無しで…」
「えーっと、おススメのコースとかってあるんですか?」
「まぁ、おススメっていうか、みなさん取りあえず月50~60万円くらいから始める人が多いですよ」
「うーん、じゃあそれで」
「いいと思います。物足りなかったらあとから追加することもできるので…」
などと、風俗店の受付でするような会話をしながら決定するイメージです(笑)

希望月収60万円の場合、FCによって異なりますが、5~6ヶ月分、たとえば5ヶ月分を例にとれば、60万円x5=300万円を支払う義務が生じます。もともと初期費用として別途150~300万円くらい必要なので、合わせるとなかなかの金額になります。

ちなみにぼくの場合、希望月収60万円でスタートして、初期費用と合算すると480万円くらい支払ったと思います。(初期費用についてもっと詳しく知りたい方はこちらもおすすめです)

ハウスクリーニングと日常清掃を比較検討した結果、ハウスクリーニングFCを選択した多くの人はこの金額の大きさにひるんでしまい、売上保証の本当の価値に気づかなかったのです。

ぼくは前職の退職金があったのでそれを充当しましたが、もしそれがなかったとしてもローンを組んででも日常清掃FCを選択したと思います。実際ぼくのまわりでも、ローンを組んでスタートしたという人は少なくありません。

その結果どうだったかというと…大正解でした!ぼくはいつも人生の岐路で選択を誤り苦労の絶えない人生でしたが、今回だけはまちがっていませんでした。

一般的には、独立・開業しても食っていけるだけの売上が立つのは1年以上先、というのがあたり前ですがこの売上保証のおかげで、初月から売上30万円くらいは稼いでいました。

売上保証で清掃案件を紹介される50代の独立オーナー

ただぼくの場合、希望月収60万円を達成するまでは1年近く時間がかかったのですが、ぼくと同期の人は3か月目で希望月額を達成していました。このへんは加盟のタイミングやエリアによって若干バラツキがありますが、少なくとも1年以内には全員達成できているようです。

結論はいうまでもありませんが、『日常清掃FC』一択です。というか『売上保証』があれば、べつに日常清掃でなくても問題ありません。この期に及んで「清掃業はちょっと…」という人は、他業種で『売上保証』のあるFCを探したらいいと思います。

ただそれでも日常清掃は、体力的な負担も比較的少なく、ある程度歳をとっても続けられる仕事として、ぼくは全力でおススメします!

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